296の朝と夜(2011年3月11日の震災によせて)
2012年1月1日
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落雷のごとくとどろく海鳴りのなかに
いとしき人々はきえさった
子は親のぬくもりをもとめ
親は子の吐息をおいもとめた
幾日も幾月もさまよった海辺に
いわれなき悔恨だけがほとばしる
今日も海原に凪ひろがり
春秋おりなす月日がかくれた激情をやわらげた
けれども我ら生きいくものとして
この静謐の時のなかに幾度でも天に祈る
20400の御霊よ安らかなれと
願わくば復活の時を約せと
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