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暇だから暦について考えた

平成201230

  毎朝起床すると、壁に貼った暦を見て訪れたこのこの日を確認する。新しい1日のスタートには、期待感のようなものが漂っている。少なくとも今日は、一度に多くのことを考えずに、ひとつひとつの物事を確実に進めて行きたいと願った。

  日本に現存する最古の暦は、正倉院に保管されている天平18年(746年)のものと聞いた。行ったことはないが、正倉院とは奈良の東大寺大仏殿の北西にある高床の校倉造倉庫で、第二次大戦以後は宮内庁正倉院事務所が管理しているという。この正倉院内部には、天皇家先祖伝来の私物である宝物が保管されているらしい。

正倉院保管の宝物の中には、聖武天皇(第45代天皇701~756)の遺品の数々を光明皇后が東大寺大仏に奉献した品目の中に暦があるといわれている。それが現存する最古の暦ということになっているが、由緒ある家系の土蔵の奥から埃まみれの暦のようなものが発見された場合や、北国の古墳発掘現場からの出土品の中に暦らしい木簡が混じっている度に、その古さが書き改められるかもしれない。

律令制(リツリョウセイ=王を頂点とする中央集権的統治制度)がしかれて以来の日本では、17世紀末まで中国の暦法をそのまま使用している。農耕社会の生活には、春夏秋冬のメリハリある季節のめぐる1年という周期が大きく影響を及ぼすので、中国と日本とでの自然風土の違いから微妙なずれが生じる。

古代イジプトでは一定の時期にナイル川が氾濫した。河川の氾濫は、農耕地帯の作物の滋養となる肥沃な土を運びこむ。人々は一年の周期を、氾濫季、種蒔き季、収穫季と分けていたので、氾濫の季節を事前に知ることが生活のための重要な課題であった。

イジプト人は、天空で一番明るい恒星[シリウス(大犬座のアルファ星の1.5等星)]の観測から1年の長さが365.25日であることを知り、紀元前238年には1年を365日、4年ごとに366日の閏年を作ることを決めた。 後にイジプトを征服したジュリアス・シーザーは、この暦の優秀さに感服して長所を従来のローマ暦に取り入れた。これが紀元前45年のユリウス(英語読ジュリアス)暦である。

ユリウス暦は一年を365日とし、4年ごとに366日の年を作る現時点の暦と同じであるが、この暦の平均年間時間が365.25日となり、実際の1年の365.2422日とのずれが生じていた。むずかしいことは理解できないが、グレゴリウス13世(ローマ法王)在位時の1582年に、その蓄積されたずれが12日にもなってしまった。そこで、10日分を飛ばして、かつ閏年の設定を再考したのが現在の世界各国共通の[グレゴリオ暦]である。この暦での1年の長さは365.2425日となるが、約3000年に1日の誤差が出るだけである。この程度の誤差なら、人間の一生にはさほど影響がないからか、それ以後には新しい暦の発明はない。待ち合わせ時間の前後30分以内と約束する私に至っては、このような微弱な誤差に左右されることはまずない。

暦には1月から12月まであるが、英語圏では数字で呼ばず言葉を当てる。また日本でも数字ではなく言葉を当てて表現し、それらを盛り込んだ短歌や俳句をひねり出しては悦に入っている人間も多い。このような表現は、暗誦力の劣る人間に取り混乱を招くだけだが、現実に存在するものをいまさら否定する必要もない。

[1年間の12ケ月それぞれの呼び名]

[1]―(英語圏)  January(ジャニュアリー)

  ローマ神[ヤーヌス]にちなむ命名で、この神はものごとの初めを司り、出入口の守護神で未来と過去、外と内を見る二つの顔を持つ神である。その像はローマコインに彫られたり、家の入口扉に飾られたりする。

       (日本)  睦月(むつき)

正月は知人が互いに行き来して親交を深めるために寄り集まり、穏やかに語り合うことから命名で、嫁に行った娘が旦那と子供を引きつれ4日間実家に寝泊りし、帰るときには冷蔵庫のなかの物を根こそぎ持ち帰ることが許される平穏な月。

[2]―(英語圏) February(フェブラリー)

  ローマ神[ファブルウス]にちなむ命名で、この神はもともとは牧神であったが、後にギリシャ神話の[プルトン]に相当する死の世界の王とみられた。

       (日本)  如月(きさらぎ)

  草木が芽をだす月で、木草(キクサハリツキ)から来たとの説あり。

[3]―(英語圏)  March(マーチ)

  厳しい冬季の後の農事と軍事の再開期に当たることから、ローマ神話の軍神[マルス]の名を当てはめた。

        (日本)  弥生(やよい)

  草木の生い茂る月だから弥生という。

[4]―(英語圏)  April(エープリル)

  ローマ神話の美の女神[ウェヌス(英名ヴィーナス=ギリシア神話アプロディテ)]のラテン名ウェヌス[アプリリス]からの命名で、ラテン語のアベリレ(草木の花が開く)の意味を持つ。

       (日本)  卯月(うずき)

卯の花が咲く月により卯月。

[5]―(英語圏)  May(メイ)

  ローマ神話の豊饒を司る女神マイアのラテン名[マイウス]からの命名で、その意味の[のびる]から草木がのびる月に当てはめられた。

       (日本) 皐月(さつき)

田植えを[]というから佐月。早苗の月からのさつきとの、諸説あり。

[6]―(英語圏)  June(ジューン)

  ローマ神話の雷神[ユピテル]の妻で女神の[ユノ(英名Juno ジュノー)]の名にちなむ。ユノはギリシア神話のヘラと同一視され、家庭の神される。6月の花嫁(ジューン・ブライド)は、他の11の月に結婚した花嫁と同じく、家庭を護りさえするば幸せになれる。

       (日本)  水無月(みなずき)

梅雨が終わり、水が枯れるからの水無月。

[7]―(英語圏)  Julius(ジュライ)

  ラテン名[ユリウス]からの命名で、紀元前46年ローマ暦を改良した当時はクィンティリス(第5番目の月の意味)だったが、その後のローマ独裁者のユリウス・カエサル(英名ジュリアス・シーザー)が天文学者を集め正確な暦(ユリウス暦)を作った。7月生れのユリウス・カエサルは7月に自分の名を冠し、ユリウス(ジュリアスのラテン読みジュライ)とした。

       (日本)  文月(ふずき)

たなばたに願い事を託して、紙に文章を書く風習から。できるだけ多くの願い事を書けば、どれか一つぐらいは叶えられる。

[8]―(英語圏)  August(オーガスタ)

  ラテン名[アウグストゥス(英読オーガスタ)]は暗殺された独裁者シーザーの養子で、シーザーの後を受け紀元前8年の第一代ローマ皇帝となった。彼は8月に大勝した戦争を記念して自分の名[アウグストゥス(英語読オーガスタ)]とし、本来8月は30日だったものを、親父の月7月と同じ日数の31日にした。で、飛び飛びだった31日の月が2つ連なってしまった。

       (日本)  葉月(はつき)

木の葉が紅葉して落ちるので葉月。

[9] (英語圏)  September(セプテンバー)

  ラテン語の[septem=第七の]に由来している。ずうっと昔は現在の3月を一年の始めとしいたが、紀元前153年に、年の初めを1月の時期に2ヶ月繰り上げた。にもかかわらず、呼び名はそのままだった。したがって、9~12月には7月~10月のラテン名が当てはめられた。

       (日本)  長月(ながつき)

秋の夜長だから長月。

[10]―(英語圏)  October(オクトーバー)

  ラテン語[octo=8]に由来し、9月の説明のごとく、2ヶ月のずれがある。

       (日本)神無月(かみなずき)

世界の八百万の神が、出雲で開かれる来年度予算案会議に集うために、各地元には神がいない月。

[11]―(英語圏)  November(ノベンバー)

        (日本)  霜月(しもつき)

霜が降る月。

[12]―(英語圏)  December(デェセンバー)

         (日本)  師走(しはす)

僧を迎えて経を読ます月で、「師(坊さん)が家々を忙しく走りまわる」からの師走。その目的は御布施にある。

[1週間の曜日の呼び名]

これがないと、いつ休日の前日なのかがわからないので困る。

1週間のそれぞれの曜日は、「7つの星を並べた一日の時間割から発展して決められた」との、紀元前2世紀当時のギリシア歴史家カシウスの説が有力である。勿論、面倒な計算は付いて廻るが、知らないほうが身のためである。

わが国で曜日が記録に残されている書物に[御堂関白記]がある。この、平安時代貴族藤原道長が長徳4年(998年)から治安元年(1021年)までを日記形式で記述した中に記録されている曜日は、現在までたどっても寸分の狂いの無いものである。彼は、紫式部や和泉式部の女流文学者の庇護者でもあり、紫式部が書いた源氏物語の光源氏のモデルだとの噂もある。ということは、大勢の女性をやきもきさせたに違いないとにらむ。

[日曜日] Sunday(サンデー)

ラテン語の[ディエス・ソリス=太陽の日]に相当し、各国共に同じ意味で呼んでいるようだ。今の土曜日はユダヤ教の安息日で、その次の日にキリストが復活したことから日曜日がキリスト教の聖日となっている。日曜日に教会へ出向き牧師の話を聞く風習は、外国映画などに数多くみられる場面である。

[月曜日] Monday(マンデー)

ラテン名[ディエス・ルナニ=月の日]で、各国これに相応する名で呼んでいる。

[火曜日] Tuesday(チューズデー)

ラテン語では軍神[マルス=火星]で、赤々とした血の色により軍神の名とされた。しかし、ゲルマン諸国(北欧等)では自国神話の軍神[ティウ]の日とし、それが語源でこの名となる。

[水曜日] Wednesday(ウェンズデー)

ラテン名は神々の伝令神[ディエス・ヨーウィス=マーキュリー]で、太陽に一番近い惑星が地球と太陽の間を忙しく駆け回っているための命名らしい。しかし、ゲルマン諸国ではゲルマン神話の主神[オーディン]の日としている。この英語読みがウェンズデーである。

[木曜日] Thursday(サーズデー)

ラテン名は[ディエス・ヨーウィス]。銀色に輝きながら12年で黄道を一周する様から、ラテン系諸国ではオリンポスの主神「ゼウス」に相当するローマ神話の主神[ユーピテル(英名ジュピター)]の名で呼ばれている。ゲルマン系諸国ではゲルマン神話の神[トール]の日]され、これの英語読みでサーズデーとなる。

[金曜日] Friday(フライデー)

ラテン名[ディエス・ウェネリス]で、美の女神[ウェヌス(英名ヴィーナス)]からきている。ゲルマン系の諸国では、ゲルマン神話の主神[オーデェン]の妻で愛の女神[フリッグ]の名がつけられ、その英語読みでフライデーとなる。

[土曜日] Saturday(サタデー)

ラテン名[ディエス・サトゥルニ]で、淡黄色で黄道を一周するのに30年もかかることから農業神である老神[サトゥルヌス]の名がつけられた。

[六曜]について

[六曜]とは、暦の日数の横に友引とか大安とか書かれているが、古く中国で考案された迷信の類である。中国では数百年前に廃止されたが、明治以後に日本の暦に蘇った。

六曜は、以下の順序で旧暦のそれぞれの1日に割り当てられる。これは、正月と7月の1日には先勝が来る。そして、2月と8月の1日には友引がくることになる。各月ともそこから始まり以下の六曜順に進行する。従って、旧暦の月の変わり目は六曜の順序が乱れる。

[先勝(せんかち=せんしょう)]

朝より昼間までは良く、昼過ぎから日暮れまで悪い。

[友引(ともびき=ゆういん)]

なかばよし、うまの時わるし。葬儀出すべからず。

[先負(せんまけ=せんぷ)]

朝より昼間までは悪く、昼過ぎから日暮れまで良し。

[仏滅(ぶつめつ)]

  大悪の日で、なにごとも良いところ無し。

[大安(だいあん=たいあん)]

大吉で、すべて良し。

[赤口(じゃくこう)]

悪日で、すべてのことにろくなこと無し。特に、うまの時には何もやらないほうが良い。

[十干(じっかん)]について

十干(じっかん)とは、暦の日数の横に[きのと]とか[みずのえ]と書かれているのがそうである。

1-甲(こう)

2-乙(おつ)

3-丙(へい)

4-丁(てい)

5-戊(ぼ)

6-己(き)

7-庚(こう)

8-辛(しん)

9-壬(じん)

10-癸(き)

の、数を表す言葉であるが、古代中国ではこの十干と十二支を組み合わせて暦の日を表した。

古代中国の殷(イン)時代には十個の太陽があり毎日交代で姿を見せ、十日で一回りすると考えられていた。十干はそれぞれに太陽に付けられた名前である。この十日を1旬と呼び、1ケ月を上中下の3旬に分けたものが[3月上旬・中旬・下旬]などと使われている。

[五行]について

[五行] 暦上での十干は、万物の根源的成分と信じられていた五行説と結びつき、

1、木(き)

2、火(ひ)

3、土(つち)

4、金(か)

5、水(みず)

の五つに当てはめて、2つずつ重ねて使用することになる。

二つの文字は、[先を兄(え)][後を弟(と)]呼び年と日に使用され、それぞれの呼び名は以下のようになる。

1、甲(こう)=木の兄(きのえ)

2、乙(おつ)=木の弟(きのと)

3、丙(へい)=火の兄(ひのえ)

4、丁(てい)=火の弟(ひのと)

5、戊(ぼ)=土の兄(つちのえ)

6、己(き)=土の弟(つちのと)

7、庚(こう)=金の兄(かのえ)

8、辛(しん)=金の弟(かのと)

9、壬(じん)=水の兄(みずのえ)

10、癸(き)=水の弟(みずのと)

[十二支] について

[十二支]  中国の戦国時代の天球分割法十二辰は、天の赤道帯に添って、東から西に12等分した。これに十二支が当てはめられた。後になり、この干支が月を表すようになり、さらに日時や方位にも使用されるようになる。

    十二支の読    和読   動物         時刻      方位        五行

                           (旧暦)(表記時刻中心の2時間) 

1、子(シ)                  11     0                 

2、丑(チュウ)うし        12     2     北東微北  

3、寅(イン)   とら       1月   4時    北東微南    

4、卯(ボウ)             2月   6時                  

5、辰(シン)  たつ        3月   8時    南東微北    

6、巳(シ)                4月    10    南東微南   

7、午(ゴ)      うま         5    12                 

8、未(ビ)    ひつじ       6    14     南西微南   

9、申(シン)  さる         7    16     南西微北   

10、酉(ユウ)  とり         8    18     西            

11、戊(ジュツ)いぬ       9    20     北西微南    

12、亥(ガイ)              10   22     北西微北 

[二十四気] について

陰暦(旧暦)は、月の満ち欠けに日を当てはめる。季節を決めるのは太陽の位置で、月の満ち欠けで日を割り振る陰暦ではかなりのずれがでる。

そこで、

[冬至]一年の中で太陽が真南を通るときの時刻に、その高さが一番低い時。

[夏至]一年の中で太陽が真南を通るときの時刻に、その高さが一番高い時。

[春分][秋分]昼と夜の長さが同じで、太陽が真東から昇り真西に沈む日。

上記を、さらに細分化して24に分けたて季節の目安としたのが[二十四気]である。

太陽暦の年初めから数えると次の順序になる。

[小寒][大寒][立春]

[雨水] 219日頃。「陽気発し、雪氷とけて雨水となればなり」

[啓蟄(けいちつ)] 36日頃。啓=ひらく。蟄=むしかくれる。

「陽気地中に動き、ちぢまれる虫も穴をひらきいずればなり」

[春分]  陰暦では春分を含む月が2月と規定されていた。

[清明(せいめい)]

[穀雨(こくう)] 45日頃。「春雨降りて百穀を生化すればなり」

[立春]

[小満(しょうまん)] 522日頃。

「純陽の気、天地に満ちて、万物充満し、草木枝葉しげる故に小満という。」

[芒種(ぼうしゅ)] 66日頃。

「芒(のぎ)のある穀類を稼種する時節なればなり」

[夏至(げし)] 陰暦では夏至の含む月は5月との規定があった。

[小暑][大暑][立春][処暑][白露]

[秋分] 陰暦では秋分を含む月が8月との規定があった。

[寒露][霜降][立冬][小雪][大雪]

[冬至] 陰暦では冬至を含む月が11月との規定があった。

[雑節] 二十四気の他に入る雑節というものがある。

1、[土用]

2、[節分]

3、[八十八夜]

4、[入梅]

5、[半夏生]

6、[二百十日]

[九星] 人間の運勢や吉凶の判断に用いる九つの星のことで、実際の天体上の星ではなく、

五行説基本の、[][][][][]と、

[][][][][][][]を組み合わせ、

一白水星(いっぱくすいせい)

二黒土星(じこくどせい)

三碧木星(さんぺきもくせい)

四緑木星(しろくもくせい)

五黄土星(ごおうどせい)

六白金星(ろっぱくきんせい)

七赤金星(しちせききんせい)

八白土星(はっぱくどせい)

九紫火星(きゅうしかせい)

で、九年で一巡するように決められている。暦の方位図の中央(中宮)に毎年違う星が入れ変わるが、中宮に入る星をその年の本命星といい、生れた年の本命星が自分の本命星となる。

[日の吉凶] 日の吉凶を占う迷信は、ほとんどが干支、五行説から来ている。

1、[三隣亡(さんりんぼう)] 建築を始めるのに悪い日とされている。「この日に建てると隣まで亡ぶ」との迷信あり。

  ①旧暦の正月、四月、七月、十月は[亥の日]

        二月、五月、八月、十一月は[寅の日]

        三月、六月、九月、十二月は[午の日]が三隣亡にあたる。

2、[十方暮(じっぽうぐれ)] [甲子(きのえね)]から数える干支の準の21番目からの10日間、[甲申の日]から[癸巳の日]までは五行説からいうと、十干と十二支が相剋(あいあらそう)する日が八日間あり、八方ふさがりとなる。これに、天と地の二方を加えての十方ふさがりで途方(十方)に暮れるから十方暮と呼び、凶としている。

3、[天一天上(てんいちてんじょう)] 前項の十方暮の最後の日[癸巳(みずのとみ)]の日は、ふさがっていたのが晴れて吉となり、天一天上という。この日に天一神(てんいちじん)が天上に上り16日間諸方をめぐる。この16日間は良いが、残りの44日間は下界にいるので、この神の在位の方向に向きお産をしたり、弓を射たりしてはならない。

[月に関する事]

1、[新月] 太陽と月のみかけの方向が同じ時が新月。朔(さく)ともいう。

2、[上弦の月] 月が太陽から東へ90度の方向に来るとき上弦といい、右半分が明るく見える。

3、[下弦の月] 月が太陽の西側90度離れたところにあるとき下弦といい、左半分が明るく見える。また、上弦、下弦の月は弓を張った形に見えることから弦月(ゆみはりつき)と呼ばれる。

4、[満月・望月(もちずき)] 月が太陽から180度離れると満月となる。望月は、「その望みがみつ」から来ている。

  [仲秋の明月] 中国の習慣にならったもので、満月のうち旧暦815日の月を呼ぶ。

昔は、各季節を猛・仲・季の三つに分けたので、旧暦の7月を猛秋・8月を仲秋・9月を季秋となる。

5、[朔日(ついたち)] 月がたつという意味で、各月の1日目をいう。春が立つ日を[立春]とよぶの同じ考えである。

6、[日蝕・月蝕] 太陽や月が欠けていくさまが、虫が木の葉を蝕(ムシバ)む、に似ているところから始まった。

7、[干潮・満潮] 月の引力の影響で起こる。月に面した海面は、地球の中心より余計に引かれるので海面が盛り上がり、月と反対側の海面は地球の中心より引力が小さいので、月に面した側と同じだけ盛り上がるために、どちらも満潮になる。

地球の中心と同じ距離になる両側が干潮となる。

     平成2111日木曜日に上記総てを当てはめてみると、

「旧暦126  一白  大安  ひのえ うま」となる。

1、[旧暦12月6日]にあたり、太陽暦より約1ケ月遅れている。

2、[一白(いっぱく)]水星は、中国の占いの一種[九星]の一番目にあたる。

3、[大安(たいあん)]は、六曜の一つで、きわめて良い日となる。

4、[ひのえ うま]は、 [ひのえ]の部分は五行の2番目[]に十干の7番目[]を火の兄(ひのえ)と読ませた。[うま]は十二支の7番目の[]の日ということである。

  以上であるが、暦には多くのことが盛り込まれているものだと感心するが、これだけの内容を記憶に留めつづける自信はない。したがって、質問は原則的に受付けない。

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